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記事を本として

「上級救命講習」修了

「上級救命講習」を受講してきました。

上級救命講習 

心肺蘇生法(成人、小児、乳児、新生児を対象)、大出血時の止血法、傷病者管理法、外傷の手当、搬送法

 

消防庁:「応急手当の普及啓発活動の推進に関する実施要綱」,平成5年3月30日。

 

きっかけ

 学生が倒れたときに,適切な処置を行えるようになりたいと思ったことが受講の背景です。附属学校の講習に立ち会うことや,衛生管理者の資格を通じて救命措置の知識はある程度心得ているつもりでした。

 ところが,実際に学生が倒れた時*1に救命措置を円滑に行うことができず,今後もし同じようなことが起きた時,あるいは命に係わる事態に備えて実践できるようになりたいと思い申し込みました。

 

 

申込方法

 東京都を一例に挙げると電話もしくはWEBから申し込み,受講費用は当日,受付で現金で支払います。受講資格はとくにありませんが,東京都の場合は在住、通学、通勤している方が対象です。

参考

公益財団法人 東京防災救急協会 > 応急手当講習会のご案内

救命講習には「普通救命」「上級救命」の2種類がありますが,先に上級を受けても構わないとのことでした。

 

 

受講レポート

 当日必要なものは,1.受講費用 2.筆記用具 3.昼食 (4.室内靴)です。

なお,机等が用意されていないことがあるため,筆記ボードがあると便利です。

 当日のタイムスケジュールは下記のとおりです。

 

■午前

・応急措置の重要性

・心肺蘇生法

AED

・実技試験

■午後

・小乳児心肺蘇生

・気道異物除去 / 止血法

・学科試験 

・外傷

・傷病者管理 / 搬送法

・まとめ

・アンケート

・認定証授与

 

 受講内容のほとんどが実技で,実技及び筆記試験も行われます。

 心肺蘇生法に関しては,知識で知っていることと実行することの難しさが特に際立ち,これは必ず受けるべきと思わざるを得ませんでした。

 午後の傷病者管理や搬送法は座学でもあまり学ぶ機会がなく,あの時もああ運べば良かったのか,と目から鱗の連続でした。目で見て,手を動かし,アドバイスを受けてと現場の方から学ぶ機会はこういう機会でもないと中々ないのではないでしょうか。

 

大学職員と救命措置

  学内では保健センターがあるため,専門家に任せておけばと思いがちですが,心肺停止後8分後に何もしなかった場合は,命が助かる確率は10%程度となります。*2

 しかし,同じ8分でも居合わせた人が救命処置をした場合,20%程度にまで上がり,いかに素早く対応するかに掛かっています。

 上級救命講習は1日掛かりとなり,時間の捻出には苦労しますが,学生と直接向き合うか否かに関わらず大学組織人として学んでおきたい講習だと思います。

 

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*1:命に別状はありませんでした。

*2:東京防災救急協会救急事業本部,『上級救命講習テキスト』,東京法令株式会社,2016年,p.3。

凡例

本棚 foruli (pl)*1 ,bibliothecaria ,armarium.

 水谷智洋:『LEXICON LATINO-JAPONICUM Editio Emendata

 羅和辞典<改訂版>』,研究社,2009年3月,p.867。

 

 foruliとは,ラテン語で本棚,あるいは本箱*2を表しています。

その意味するように,1つ1つ記事を本に見立てて本棚に配架していく,そんなブログになるようにしていきたいと考えています。

 記事としては,読書記録や学習成果の記録,あるいは日々の出来事…と残しておきたいと思ったことを記録していくつもりです。いつまで続くか分からず,もしかしたら最初で最後の記事となるかもしれませんが,ご覧いただけますと幸いです。

 

 

*1:=plural 複数形

*2:同上書,p.266